2012年1月31日 (火)

「あらゆる良きものは終わりを迎える」…のか?

1994年にスタートした「D&G」が、今シーズン(2012 春夏)をもって17年の歴史の幕を閉じる。今後は、メインブランドである「ドルチェ&ガッバーナ」に一本化していくようだ。「ハイ・キャンプ」なイメージを強く帯びるD&Gのロゴは、今後、メンズのベルトやTシャツに使われていくという。

"All good things come to an end"(あらゆる良きものは終わりを迎える)と題された英「インデペンデント」の記事。1月30日付。

http://www.independent.co.uk/life-style/fashion/features/all-good-things-come-to-an-end-6296402.html

このD&G終焉の理由に関しては、昨日付「WWD」vol.1672 の巻頭、編集長の山室一幸さんによる記事で、衝撃をより深くした。「ファッションと出版物の類似品問題を正す!」というタイトルがつけられた、心を揺さぶられずにはいられない内容だったのだが。D&G問題を氷山の一角とする根が深い問題だと感じたので、かいつまんで紹介。

デザイナーが半年間、心血を注いで作り上げた作品が、またたくまに平然とコピーされ、安価なファストファッションとしてストリートに並ぶ。この事態がすっかり容認されてしまっている現在の事態は、ファッション文化の発展を阻害するゆゆしき問題、という指摘から始まる。

D&Gが撤退を余儀なくされたのも、日本のガールズブランドをはじめとするコピー商品が市場に氾濫し、オリジナルが店頭に並ぶ頃にはすっかり陳腐なものに見えてしまった結果、ビジネスに支障をきたしたことに起因する、と。

そういう哀しすぎる現状があればこそ、オリジナリティとにせものをきっちりと見極めることがファッション・ジャーナリズムに求められる使命である、と山室さんは考える。

しかるに。

昨年12月に伊藤忠ファッションシステム社から創刊された"Style Sight by Fashion Freak Tokyo"が、レイアウトからタイポグラフィ、内容にいたるまで、INFAS(WWDを発行する会社)が発行している"Fashion News"と瓜二つである事実が、証拠としての写真とともに紹介される! 

「奥付に弊社が依頼したグラフィック・デザイナーの名前がクレジットされているので、おそらくは保管されていたレイアウトデータを流用したものと推察される。法的な見地からすれば、『デザインの著作権はクリエイターに帰属するもの』という主張もあるのだろうが、雑誌は編集部スタッフとアートディレクターとの共同作業によって生み出された『作品』である。一緒にモノ作りに携わってきた" 同志"の心情を裏切る行為は、果たしてプロとして道義的に許されるのだろうか。誌面を眺めながら、私たち編集部はドメニコ・ドルチェやステファノ・ガッバーナも味わったであろう、砂を噛むような失望感を抱いた」

山室さんはあくまで冷静な筆致で記しているが、どれほどの失望感と悔しさであっただろうか。

クリエイションそのものばかりではなく、それを報じるジャーナリズムのほうにも、「パクリ」が平然と行われ、その事態が罰せられず容認されてしまっているという、すさまじい現状。

ただのファッション界の内紛、として片づけられるような問題ではないと思う。日本人があたりまえのように持っていた良きモラルが、その大前提から失われてしまっている。「あらゆる良きものは終わりを迎える」。ここにおいてもか?

「広告クライアントに気を配り、コピー商品までもが誌面を席巻するようになった結果、クリエイションの真贋やプロとアマチュアとの境界線が曖昧になりつつある中で、ジャーナリストや編集者がオリジナリティを見極めていく真摯な姿勢なくして、日本のファッション文化は成熟しない」と山室さんは凛と高い志を示す。負けずにがんばってください!

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2012年1月30日 (月)

「東コレは多摩川のバーベキューか」

「WWD」本日付のvol.1672、「ファッションはニュースだ!!!」。斎藤和弘さんとWWD編集委員の三浦彰さんによる、ずばずばとファッション界の核心をつく対談の連載で、毎号、楽しいというかコワ面白い。その第18回めにあたる今日の「『坂の上の雲』と『川原でバーベキュー』」の話が、とりわけ興味深かった。

話題の本、『絶望の国の幸福な若者たち』の話から始まる。日本はこのまま沈没していくけど、若者はフリーターやりながら週末に仲間と川原でバーベキューやれたら幸せ、みたいな論調はどうなんだ、と。

現代の20代の「川原でバーベキュー」派に対して、幕末や明治の若者は、視野を世界に向けて野望を追いかけた「坂の上の雲」派。現代の若者は、サッカーや野球、金融業界などに多い「坂の上の雲」派と、「川原でバーベキュー」派とに、真っ二つに分かれている。

で、ファッション業界の若者はと言えば…。

「三浦: 追いかけないよな。パリコレに出たいとか誰も思わなくなってるんじゃないの。東コレの仲間うちでワイワイ楽しく騒いでさ、同じだよ、川原でバーベキューしている連中と(笑)。東コレは多摩川のバーベキューか」

ぐさっとくるような表現かもしれないが、たぶん、当たってるんだろうな。

でも、ファッション業界であってもビジネス系は「坂の上の雲」を見ていると斎藤さんは指摘。さらに、高い志を抱くのは地方の人であることを三浦さんは指摘。ユニクロの柳井正氏は山口、アイジーエーは福井、ポイントの福田三千男氏は水戸、パルの井上(英隆、隆太)氏は大阪、そしてクロスカンパニーの石川康晴氏は岡山。

「斎藤:地方からは『坂の上の雲』が見えるけど、多摩川の川原から『坂の上の雲』は見えないってことかな」

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2012年1月27日 (金)

「ふつう」はないNYファッション業界

ダイアン会長がらみでもうひとつ。CFDAは、今シーズンの「ヘルス・イニシアティヴ・ガイドライン」を発表。2007年から出されているもので、毎シーズン更新されているらしいが、あんまり解決になってない(業界内の誰も従ってない)と見える…。気になった部分だけを大雑把に抜粋。

・摂食障害がいかにして起きるか、その症状、治療法などを学ぶワークショップをおこなうこと。

・16歳に満たないモデルを雇わないこと。撮影やフィッティングにおいて、18歳に満たないモデルを真夜中過ぎまで働かせないこと。モデルの年齢をIDで確認すること。

・喫煙やタバコの害に対する認識を高め、バックステージではそのような影響のない環境を保つこと。成年に満たないモデルにはアルコールを禁止すること。

逆に透けて見えるのが、モデルの若年化や拒食症、飲酒・喫煙などの問題がいかに広がっているのかということ。真夜中過ぎまで仕事するクレイジーな業界の内情。

若すぎやせすぎのモデルばっかり、という事態の反動みたいに「プラスサイズ」のふくよか(すぎる)モデルがヌードになってみたりとか。なんだかアメリカは極端。「ふつう」の中年モデルはいないのか。「ふつう」だと誰も関心を抱かない、というのはわかるけど。

↓CFDAの発表全文。

http://www.cfda.com/health-initiative-guidelines-updated-by-the-cfda/

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2012年1月26日 (木)

「赤いソール」裁判、第2ラウンドへ

ルブタンとサンローランの「赤いソール」をめぐる裁判は、まだ終わってなかった。

今週の火曜日(24日ですね)、CFDAの会長でもあるダイアン・フォン・ファステンバーグにつきそわれ、ルブタンが直々にNYの裁判所において訴える、というニュース。

発端は2011年の4月。サンローランがリゾートコレクションにおいて、ソールまで真っ赤な靴を発表したところ、ルブタンが商標権の侵害だとして訴えた。

ルブタンの弁護士は、「ルブタンの赤いソール」は「ティファニーのブルーボックス」と同じように、トレードマークとなっており、これが守られるべきだと主張。

が、サンローラン側の弁護士は、「オズの魔法使い」でドロシーがはいたルビーレッドの靴や、ルイ14世の赤いハイヒールなどの「前例」をもちだし、赤いソールはルブタンの独創ではないことを主張。

判事ヴィクター・マレッロは、ルブタンの訴えを退けていた。(ラウンドワンはルブタンの負け)

これで終わったわけではない。

今月はじめ、YSL側は、第2ラウンドに備え、11人の法律の専門家の支持を集める。「創造と競争の自由を守るために、ルブタンの訴えは退けられるべき」と。

ルブタンはルブタンで、「赤いソールはとてもパーソナルなもので、私の人生と、20年かけて築き上げた私の会社の本質にかかわるもの」という姿勢を崩さない。

YSL側は強力なプロフェッショナル弁護陣で備え、ルブタンはNYファッション業界の大物を味方につけて闘う。さて判決はどう出るのでしょうか。

↓ テレグラフの記事。

http://fashion.telegraph.co.uk/news-features/TMG9039046/Christian-Louboutin-and-Diane-von-Furstenberg-take-on-the-New-York-courts.html

↓ Fashionista.com の記事。ルブタンの言葉が「WWD」から引用されていますが、このサイトは有料なので、無料で読めるこっちをご紹介。

http://fashionista.com/2012/01/diane-von-furstenberg-sides-with-christian-louboutin-at-louboutin-vs-ysl-court-hearing/

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2011年12月30日 (金)

「気をつけてね、それ、ヴィトンだから」

ルイ・ヴィトン、「ハングオーヴァー 2」のワーナー・ブラザーズを訴える、という記事。

結婚式前のバチェラーパーティーで酔っ払いすぎ、目覚めたらとんでもないところに!というあの「ハングオーヴァー」の続編が、ルイ・ヴィトンから商標権を侵害したとして訴えられているという報。「ガーディアン」23日付。

http://www.guardian.co.uk/film/2011/dec/23/louis-vuitton-hangover-part-2

問題のシーン。「気をつけてね、それ、ルイ・ヴィトンだから」というセリフもまずいし、そもそもこれはノックオフもので、ヴィトンはこれを販売しているアメリカの会社(Diophy)も訴えているんだという。ヴィトン側は映画の利益のシェアを要求、ワーナーはDVDでも修正を拒絶、ノーコメントを通しているとのこと。

Vuitton

さらに、タトゥーアーティストのS. Victor Whitmillも、ワーナーに対して著作権を侵害されたとして訴訟を起こしている。マオリ族のタトゥーにインスパイアされてマイク・タイソンのために彫った刺青が、スチュアートが酔っぱらったあとに目覚めた時の顔に描かれていたものと同じだったとのことで。スタジオ側は、DVDではデザインを変更するといい、なにがしかの金額を払う模様。

「ルイ・ヴイトンを積み上げてのセレブな旅」というのは、もはや文化的なステレオタイプにもなっている。映画は、そこを笑いのネタにした。ノックオフ物を積み上げられた上に茶化されたら、そりゃあ、ブランド側としてはおもしろくないだろう。そのあたりはよく理解できるものの。

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2011年12月18日 (日)

貧困とラグジュアリーが共存する不条理世界

こんどはフィリピンのミンダナオ島で台風・洪水。400人を超える犠牲者の多くは就寝中に洪水に襲われたとのこと。

こういう不条理な自然災害の報道を見聞きしたあとに、ファッションニュースの欄を見なくてはならないときに、どうしようもなく虚しくなったり無力感を覚えたりすることがある。エリザベス・テイラーの真珠のネックレス「ラ・ペレグリーナ」が9億円超で落札したとか。なにそれ。同じ地球上で起こっていることなんだろうか。あまりの乖離。

そんな両極端の現実が存在することに目を向けさせる広告キャンペーンが、物議をかもしている。ダナ・キャランの2012年春夏キャンペーン。

Donna_karan_haiti

ブラジルのモデル、アドリアーナ・リマがハイチにおいて現地の貧しい少年たちとともに同じショットに収まっている。リマは高価なダナ・キャランをまとい、少年たちはうすよごれた普段着を着て。

ダナ・キャランは志をもってこのショットを世に問うた。彼女はHope & Help & Rebuild Haiti という慈善組織を創設して、震災から立ち直れないでいるハイチを支援しようとしている。このキャンペーン写真も、ハイチの現状に人々の目を向けさせるという意図で制作されたようだ。

だが、これがまったく「帝国主義的な無神経」であるとして不快を表明している人もいる。ソースは「テレグラフ」の記事。

http://fashion.telegraph.co.uk/news-features/TMG8961221/Donna-Karan-courts-controversy-with-new-campaign-shot-in-Haiti.html

以下、つぶやきにちかい私の感想。

たしかにショッキングな写真。日ごろ自分が感じている不条理をそのまま映しだしているかのよう。不本意な災害に見舞われて貧困から立ち直れないでいる世界と、ラグジュアリーなモードの世界という、極端な二極世界が共存しているということ。両者は無関係に乖離しているのではなく、つながっている、つながり続けなくてはいけない、ということを訴えているダナ・キャランに、私は敬意を表したい。広告表現としても、これくらいのショックと引っ掛かりを感じさせ、議論を呼び起こすくらいの方が、ハイチのことを忘れないという目的のためには効果的だと思う。ダナ・キャランの広告としても、チャリティや支援を積極的におこなっていることが認知されただけでも効果大だったのではないか。でもこういう見方もまた「帝国主義的な無神経」なんだろうか?

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2011年11月30日 (水)

「教育」効果の高い広告には責任がともなう

もうひとつ、「禁止」にまつわるファッションニュース。イギリスの広告のオーソリティが、miu miu の広告を禁止した。

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これが問題の広告。アーティストはHailee Steinfeld。たしかに危なっかしいイメージではあるけれど。ちなみに、このオーソリティは、ダコタ・ファニングをモデルにしたマーク・ジェイコブズの香水の広告も禁止している。まあ、こっちはあからさまにエロティックではあったのだが。

たしかに、広告、しかもすぐれた広告ほど、ものすごく高い「教育」(洗脳といってもいい)効果があって、だからこそある程度の規制は必要だと思うが。

それにしても、あっちこっちでいろんな「禁止」がおこなわれていて、ちょっと息苦しいかな。

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カリフォルニアでファーの販売が禁止

男性にもファーがトレンド。バーバリーもフィリップ・リムも、かっこいい男性用のファーを提案している。動物愛護団体の抗議をものともせずに。ということで、ある男性誌の依頼を受けてメンズファーについてのコメントをするために調べていたら、出会った記事なのだけれど。

ウエスト・ハリウッド・シティ・カウンシルは、ファーを販売することを正式に禁止した。11月22日。

http://westhollywood.patch.com/articles/council-votes-again-to-ban-fur-clothing

「エシカル」な流れの中で、ファ―論争はついにここまで。

男性も女性も、ファーを着るなら、かわいいからという脳天気な気分だけではなく、こういう世の中の流れも片目でチェックしつつ、それでもなお、という覚悟の上で、ね。

ちなみに私はファーに対して反対でも賛成でもない。拙著でも書いてるけど、ファーはサステナブルで地球環境に優しい、という考え方もできるのだ。両方の視点をじっくり吟味した上で、着る人それぞれが信念をもって着るなりやめるなりすればよい、というのが私の立場。

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ウソ、真っ赤なウソ、そして統計

景気に応じてスカート丈が上がったり下がったりする(hemline index) 、という説を出した経済学者がいた。George Taylor センセイ。

で、コンピューターのIBMが、それに代わるあやしい説を出した、という記事。The New York Times , Heel Hight Times Tweets? by Eric Wilson. 11月 23日付。

http://www.nytimes.com/2011/11/24/fashion/ibm-predicts-heel-heights-runway.html?scp=1&sq=eric%20wilson%20heel%20hight&st=cse

ソーシャルメディア、ブログなどの投稿から分析した結果、2009年の7インチヒールから、現在は2インチヒール。それだけ低くなっている、と。

(いやたしかに2009年には「17センチのヒールの靴」というのが話題にはなっていたが…。)

サックス・フィフス・アヴェニューのファッションディレクターの冷ややかなコメント。「ヒールの高さや、スカートの長さ、赤い口紅の売れ行きなどに、みなさんが経済的な指標を読み込みたがるお気持ちはわかります。だけどそれはたんにファッションサイクルの問題です」。

FITのヴァレリー・スティールも冷淡。「めまいがするような高いヒールの靴も出ていれば、同時にバレエフラットもたくさん売れてますよ。マーク・トウェインのLies, damned lies and statistics' を思い出して」。

(イギリスびいきの中野からスティール教授へのツッコミ。Lies, damned lies and statistics はマーク・トウェインで有名になったかもしれないけど、もとは英国首相のディズレーリのことば。「この世には3種類のウソがある。ウソと、真っ赤なウソ、そして統計だ」。スミマセン、記事の本質的な問題とはズレまくりですが)

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2011年9月28日 (水)

消費のための「社交劇場」の増加

不況に打ち勝つための戦略として、販売促進を兼ねた社交イベント、「リテイル・シアター(retail theatre=直訳すれば、「小売劇場」)」があちこちで仕掛けられているという記事。英「インデペンデント」25日付。Fashion designers offer 'retail theatre' to combat economic gloom.  by Genevieve Roberts.

これも大雑把な超訳で紹介。

不況下にあっても、人を消費させ続けるために、売る側はさまざまなイベントを企画している。ディナーパ―ティーから、パーソナルスタイリストやセレブを招く企画、そしてディスコにいたるまで。

ヴォーグ・ファッション・ナイトアウトもそうだし、ブシュロンやアスプレイは今や定期的に顧客向けのディナーパーティーをやっている。ハイブランドではなくても「マンゴ」は「スタイリスト」(雑誌)と組んで、カクテルやおみやげつきの 'Work It ' night を開催。「クラークス」も、チョコレートやカクテルつきでデザイナーとおしゃべりするイベントを開催した。

この流れは止められない、という解説。このようなショッピングイベントを企画するとはどういうことか?「楽しい経験と付加価値を与えること。セレブに会わせ、値引きをするというのは、即効性のあるマーケティング戦略として有効」。

別の解説では、「お客様に、遊び場を提供すること」。

ショップの中でのお楽しみ、カナッペとシャンパーニュが、顧客を消費へと促す大きな要素になっているというこの記事。

日本でもこの趨勢を実感していたので、納得。

セレブのトークショー、ディナーからちょっとしたティーパーティーにいたるまでの顧客向け販促イベントがますます増えているのだ。そこで重要になるのが、やはり「社交」。そのイベントへ行けば、セレブばかりでない、同じファッションの志向性をもつ知り合いや友人と会い、おしゃべりを楽しむことができる。そんな「社交」という付加価値につられ、出かけていくのである。で、ついでにその店のなにかを買って帰ったりする。この販促効果は侮れないと思う。

そんなこんなの内外のトレンドの印象をひっくるめて、上のタイトル(消費のための「社交劇場」)にしてみたんですが、いかがなもんでしょうかね?

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