メンズファッションの前衛性と多様性
◇「サライ」8月号発売中です。連載「紳士のものえらび」で「クリスティ」のタオルについて書いています。機会がありましたら、ご笑覧ください。
◇「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」DVDで。ラングドン教授ものにレクター博士のテイストもちょっと入れた感じの、北欧の孤島の冷やっぽい空気のもとでの謎とき。残虐で陰惨なシーンも多々あり。ヒロインのミステリアスな過去もじわりじわりとわかっていくが、最後まで明解にはならない。「恋はしない」媚びない天才ヒロインの、いきなり服を脱いで馬乗りになる行動から始まる関係が、今っぽい。終わった後、べたべたしたがる男に対し、「さっさとあっちへ行ってよ」と背中を向ける女なんて、これまで映画で描かれただろうか?
◇キャリー・ブラックマン著「メンズウエア100年史」購入。スーツ、ワークウエア&軍服、アーチスト、グッドガイ&バッドガイ、スポーツプレイヤー、反逆者、ピーコック、メディアスター、カルチュアクラバー、スタイリスト、デザイナー、それぞれの系統にわけてこの100年のメンズファッションを追った写真集。男のファッションは、かくも多様で変化に富んでいることがよくわかる、眼福の一冊。
« 「奇跡」を生む要素 | トップページ | 天空の恐竜 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「安全運転」のように描き進む(2010.08.23)
- 「ファッション性をいかに削るか」(2010.08.10)
- 「出会いは、平凡な日常の中に紛れ込んでいる」(2010.08.06)
- 「パーフェクトな女は、男に何を求めるのか?」(2010.08.02)
- 「人は、存在するだけで周囲にインパクトを出す」(2010.08.03)











コメント
遅くなりましたが先生の『モードとエロスと資本』拝読致しました。服飾がどんどん細分化していくなかミドルエイジのビジネスマンはどういう服装(仕事・プライベート)をしていくべきか?ちょっと考えてしましたが、同時に読んでいたアドルフ・F・V・クニッゲ『人間交際術』の中に、
・服装は身分相応のものを
・服装で異性への印象は変わる
との記述があり、とりあえず清潔感のあるスタイルだけは心がけようと思い新たにしたところです。
投稿: Kiichiro | 2010年7月10日 (土) 20時51分
>Kiichiroさん
拙著を読んでくださいましたとのこと、心より感謝申し上げます。
また、いつも参考になりそうな本のご紹介、ありがとうございます。チェックしてみます。
ミドルエイジ以上のファッションに関しては、おっしゃるとおり、清潔感と、「服の印象が、薄い、または、ない」(服が人よりもでしゃばっていない)のがベストだと、個人的には思っております。
投稿: nakanokaori | 2010年7月10日 (土) 21時15分