「何をしていたか聞きたい?あなたの人生が変わるかも」
韓国映画「シークレット」、8月の公開に先駆けて一足先に見る機会をいただく。
監督・脚本がユン・ジェグ、出演が、チャ・スンウォン、ソン・ユナ、リュ・スンニョン、キム・イングウォンほか。
組織のナンバー2が惨殺された現場に向かった敏腕刑事が、そこに妻の痕跡をいくつも発見する。グラスについたピンクバイオレットの口紅、片方だけのイヤリング、上着のボタン…。必死に痕跡を隠そうとする刑事は、過去に不倫のあげく子供を事故で死なせたことがあり、妻に対して心の負い目を追っていた。
話が進めば進むほど謎が謎をよび、緊迫感のあるアクションがとぎれず続く。
最後にようやくひと段落、とほっとしたところで、「えーっ!?」と思わぬどんでん返しがあり、さらに続いて「ええーっ!?」と謎明かしがあって、これまでの伏線がすべて「ああ、あれはそういうことだったのか」とつながっていく。
全編熱くて濃い感情がどろどろに渦巻いているのに、二度どんでん返しが続くラストがクールで、ヒヤリとした感覚を残す。巧い。やられた、という感じ。衣装もスタイリッシュで、とりわけ組織のボス、ジャッカル役のリュ・スンニョンが着る「ザ・組織のボス」の衣装がいかれていて(←ホメ)、スンニョンのキレた演技を引き立て、強い印象を残す。
■『シークレット』
■8月21日(土)よりシネマスクエアとうきゅう他全国ロードショー
■(c) 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved
■配給:CJ Entertainment Japan
■PG-12
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