「描かれたいかなる空間も虚構である」
ゼミ生&小人数クラスの学生さんたちとともに「ボストン美術館展」@六本木ヒルズ森アーツセンター。
そろそろ空いている頃かな・・・と思って選んだのだが、けっこうな混雑。とはいえ、鑑賞の大きな妨げになるほどではない。17世紀の肖像画から宗教画、18世紀の風景画、19世紀の印象派、ポスト印象派、そして20世紀初頭のキュビズムの先駆けあたりまで。西洋の絵画の歴史(の一部)を概観できる展示としても楽しめた。
印象派が生まれた背景に、写真の発達(写実主義が無意味に)、チューブ式絵の具の開発、浮世絵の影響などがあったことを話しつつ、ディスカッションをしたのだが、私がまったく気づかなかった意外な着眼点を披露していただいたりして、とても「印象的な」学習の機会になった。美術展も、多人数で見ると味わい深さが違ってくる。盛り上げてくれた学生の皆さん、ありがとう。
クロード・モネが描いた風景の数々が夢幻的で、「あちらの世界」に吸い込まれそうな強い引力を感じた。夢に見そうである・・・。
タイトルに書いたことばは、ポール・セザンヌの「池」について書かれていた、図録の解説からの引用。
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