「しっぽ茶」の意味はと言われても
「劇場版トリック3 霊能力者バトルロイヤル」@六本木ヒルズTOHOシネマズ。
ゆるめの各種ギャク満載でありながら、脚本は骨太で、切ない悲しみやら苦みやらもちりばめて、「火をもって火を制する」大きなトリックであっと驚かせる。「しっぽ茶」「上田人形」などのシュールな細部がきめこまかくて、それもまた妙な可笑しさにつながっている。仲間由紀恵、阿部寛にまつわる「ごくせん」「ドラゴン桜」「チキンラーメン」の楽屋落ちギャグもちらりといい塩梅。松平健のカリスマ霊能力者ぶりも、浮かずにはまっている(重厚であればあるほど可笑しさが増す)。笑って驚いて少し泣けて、の感情のジェットコースターを提供してくれる満足度の高い一本だった。
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