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2009年10月30日 (金)

ドラゴンルージュ

◇クリスマスコフレのシーズン到来。最近ではどのメーカーもブランドも年がら年中コフレやキットを出しているから、よほど珍しいものでないと見向きもしなくなったが、久々に血が騒いだ限定品があった。

シャネルのミニブラシセット。限定個数の発売で、予約も受け付けない、つまり当日早い者勝ち。というわけで、発売日の今日、デパートの開店と同時にシャネルカウンターへ行き、ターゲットを無事獲得。

このプロセスに感じる興奮と達成感、そしてその後の若干の虚脱感は、「狩猟」の感覚と似ているんだろうなあとうすうす思う。

同じ今日発売のアイテムとして、「ルージュ アリュール ラック」のシリーズに魅了される。「ドラゴン」と名付けられた深紅の、うるしのようなツヤがえもいえずなまめかしく、格調高い。つけてもらっていたく気に入り、これも購入。

赤のリップはかなり慎重につけねばならない。ちょっとでもはみでたりにじんだりするとたちまち下品になるし、人目をひくだけに、姿勢も常にきりっとしていなくてはならない。赤いリップがゆがむとこれほど醜いものもないので、左右バランスのいい微笑みを心がけねばならない。そのためには、邪悪な感情をつとめて廃し、おだやかな感情のみが表情に現れるよう、精神をコントロールしなくてはならない。赤いリップからこぼれ出る言葉はそれにふさわしい品がなくてはならないので、おのずと言葉を選ばなくてはならない。

そういうわけで、気持ちがどよんと停滞しているなあというような時には、「修行」の一環みたいに、あえて赤いリップをつける。少なくともその日一日、心の緊張を取り戻すには、なかなか効果がある。ただ、それでなくてもデカくて目立つ口に赤リップは、子どもたちには「ぎゃー、食われちまう~」ときわめて不評である。

け。ともあれ、「ドラゴン」レッドは久々の会心の赤。

◇TV「ピラメキーノ」の「辞書めっこ」がおもしろい。相対し、片方が広辞苑を開いて、そのページの中にみつけた一語の定義を読む。もう片方は笛をくわえているが、定義を聞いて笑ってしまって笛の音を出したら負け。「ぬらぬら」とか、おおまじめに読むとほんとにオカシイのである。よく考えたなあ、「辞書めっこ」とは。


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