ゴスロリは、「治外法権」
お手本にしていたこともあるコピーライター、眞木準さんの訃報のショックから立ち直れないというのに、マイケル・ジャクソン、ファラ・フォーセットの訃報が続く。20代の頃アイドルとして仰いでいた人たちが、こんなにも早く・・・。ひとり心の中で「お別れの会」をする。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。それにしても、人の命は短い。短かすぎる。自分はあと何年生きていられるのか、その間にいったいなにができるのかできないのか、うつうつと、考える。少なくとも、人の評価を気にしすぎて遠慮しているヒマなどないし、匿名で足引っ張る他人にかかずらっている余裕などない。
気持ちを切り替え、雨宮処凜さんにインタビュー@目黒雅叙園。
海外メディアがゴスロリ服を「ジャパンクール」の象徴と紹介している一方、実際にゴスロリを着る日本の女性はまったく違う文脈で着ている。そのギャップをかねがね「へん」と感じていたが、雨宮さんの話を聞くうちに、「女工哀史」以来変わらぬ日本の構造が浮かび上がる。生々しいお話を豊かな語彙で聞かせてくださった雨宮さんに、心から感謝。とりわけ「ゴスロリをまとえばそこは治外法権。何を言っても免責される」という話ががつんと興味深かった。アパレル産業の過酷な労働搾取の実態も知り、日本のファッションブランドの「格」がついぞあがらない理由も、うっすらとわかった。さらに調査のうえ、詳しくは「時代のテクスチュア」に書きます。
それにしても、目黒雅叙園。「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルになっただけあって、めでたいというか壮麗というか、とにかくびっくりの建物でした。赤い「橋」がかかり、天井画までついている豪華なトイレに呆然。(写真は、廊下に飾られている婚礼用衣裳)
感情のアップダウンの激しい一週間だったが、なんとか体調を壊さずつつがなく乗り切れたことに感謝する。お力を貸してくださった多くの方々に、心よりお礼申し上げます。
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